着物の買取相場の調べ方 高く売る方法は？

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タンスにしまってある着物を処分したいが、
買取に出す前に相場を知りたい。

過去にリサイクルショップに買取依頼をしたら、
二束三文で買い叩かれた。
今回はそういった事がないように事前に相場を調べておきたい。

このように考えている方は多いと思います。

せっかく高いお金を出して買った着物が、
想像以上に安い金額で査定されたら悲しいです。

こういった事が無いように買取に出す前には、
大体の相場を調べておくことをお勧めします。

ここでは、
着物の買取相場の調べ方と高く売る方法をまとめています。

この記事が、
これから着物の買取相場を調べようとしている方のお役に立てば幸いです。

着物の買取相場の調べ方

着物には「格」が存在します。

・有名作家の着物
・名産地の着物
・結婚式などのフォーマルな場面で使用する着物
・普段着で使用する着物

その為、着物の格や種類によって買取価格に差が出てきます。
なので、買取相場といっても価格に幅が出てきます。

そこで、
私が買取を依頼する前に行った買取相場の調べ方を紹介します。
私が行ったのは、

「着物買取業者の買取実績を見る事」

です。着物の写真付きで種類も書いてあるので、
大体のイメージが付きやすいです。

私が参考にしたサイトは、
●バイセル
●買取プレミアム
●ザ・ゴールド
●ウルトラバイヤープラス
●福ちゃん

この５つです。

着物買取業者の買取実績というのは、
着物の価値が分かる専門家が査定した結果なので、
一般の買取業者の結果や、検索で出てくる根拠不明の金額より
信頼性は高いです。

このやり方、
参考にしてみて下さい。

買取業者の実績にプラスして、
一般的に言われている、
「高価買取されやすい着物」と「高価買取されにくい着物」
を知っておく事で更に相場感が明確になってきます。

高価買取されやすい着物とは？

一般的には、

☆正絹の着物
☆未使用の着物
☆シミや汚れのない着物
☆傷や解れのない着物
☆伝統工芸品の着物
（友禅、江戸小紋、結城袖、大島袖など）
☆有名作家の着物
（由水十久、久保田一竹、木村雨山など）

以上の着物が高価買取されやすいです。

ただ、
伝統工芸品や有名作家の着物は、
証紙が無いと証明する事ができなくなるので、
相場より安く査定されます。

査定に出す前に証紙の有無を確認しておいて下さい。

高価買取されにくい着物とは？

一般的には、

★シミや傷、汚れなど痛みがひどい着物
★喪服、真っ黒な無地の着物や羽織、長襦袢（下着）
★記事が化学繊維やウールの着物
★色が褪せている着物
★柄が古い着物

以上の着物は高価買取されにくいです。

やはり、傷、しみ、色褪せはどうしても値が落ちてしまいます。
状態によっては値がつかず引き取りだけになることもあります。

査定に出す前にご自分の着物の状態を把握しておいて下さい。

大体の買取相場が分かったら、
次は買取依頼をします。

ただ、ここで気を付けなければいけない事があります。
着物の買取は、
「着物の価値が分かる専門業者」
に依頼します。

一般の買取業者では、
着物の価値が分からないので、
二束三文で買い叩かれてしまう事があります。

せっかく価値のある着物なのに安く買取されてしまうと、
損をした気分になります。

次は、
実績のある着物買取業者を紹介します。
着物の買取をする際は、
こちらの業者から選ぶ事をお勧めします。

実績のある着物買取業者３選

ここで紹介する業者は、
全て着物買取の専門業者です。

着物の価値が分かる専門家が査定をしてくれます。

テレビCMをしていたり、
テレビ番組で紹介されていますので、
全国的な知名度もあります。

買取の方法も、
●出張買取
●宅配買取
●持ち込み買取
この３つの方法に対応しています。

しかも、
手数料、査定料などの手数料全て無料です。

査定結果に納得できなく買取に至らなくても、
費用を負担することはありませんので、
安心して買取査定をする事ができます。

着物を少しでも高く売るためのポイント

着物を買取に出すなら、
少しでも高く買取してもらいたいです。

これから紹介するポイントを押さえる事で、
少しでも高く買取してくれる可能性が高くなります。

ポイントを押さえて少しでも高く着物を売りましょう。

着物は少しでもきれいな状態にしておく

基本的に一度でも袖を通した着物は肌に触れるため衿元や首回りに汚れが付着します。
もし目立った汚れがある場合は落としておく事で高く査定してもらえる事があります。

着物の洗い方や手入れの仕方は、
こちらの本が参考になります。

着物の丈も買取価格を決める重要なポイントです

着物は買取後に中古市場で再販されます。

その時に重要なのは、比較的需要のあるサイズである事です。
一般的には、１５０センチが望ましいと言われています。
また、大きいサイズであれば丈詰めする事で調整ができます。

しかし、子供サイズのものや１４０センチ未満だと、
着用できる層が少ない＝需要が少ないので、敬遠される傾向があります。

買取に出す着物のサイズは確認しておきましょう。

証紙や証明証は忘れずに用意しましょう

伝統工芸品や作家の着物であれば、証紙や証明するものがあります。

もし、間違って過去に捨ててしまった場合は、
証明する事ができなくなりますので、相場より安く査定されます。

証紙がある事で、買取後の再販時に業者は高く販売する事ができます。
必ず査定時に提示しましょう。

着物だけでなく帯や和装品も一緒に査定しましょう

着物買取を行っている業者は、
帯や和装品の査定も行っています。

一緒に査定に出す事で、値が付く事があります。

もし、ある場合は一緒に査定に出してみましょう。

まとめ

着物を買取に出す前に相場を調べる方法と、
実績のある買取業者を紹介しました。

着物は専門家でないと価値が分かりません。

一般の買取業者に買取依頼をして、
二束三文で買い叩かれないように、
専門業者に買取依頼をしましょう！